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12球団2カ月検診

西武【採点D】7連敗を喫して8月は低迷。打線は復調気配だが…

 

開幕から2カ月(8月16日現在)を経過した時点での各球団を評価していこう。後半戦に現状をひっくり返すチームは現れるか。
※採点はAからE

浮上のきっかけを探しながら前に進む辻ライオンズ


先発陣が昨季以下


 王者が苦しんでいる。3連覇を狙う西武が一時は辻発彦監督政権下では最多の借金8を背負うなど低迷。8月6日の日本ハム戦(札幌ドーム)からは5年ぶりの7連敗を喫して、8月は3勝9敗1分けと急失速している。原因ははっきりしているだろう。先発陣が踏ん張り切れないことだ。昨季も先発陣のチーム防御率は4.64でリーグ最低だったが、今季は5.29とさらに悪化している。

 今季は昨季経験を積んだ高橋光成今井達也松本航ら若手右腕の成長が期待された。しかし、高橋光は2勝、今井は3勝で防御率6.47、5.58 、松本は1勝で同5.10と成長の跡が見られず・・・

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