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グラブを語れ

7ポジション別巧者のグラブ1 投手・山本由伸

 

プロフェッショナルたちは、グラブ選びにこだわり、日ごろのメンテナンスにも細心の注意を払う。すべては勝負どころの1プレーで最高のパフォーマンスを発揮するためだ。まずは、各ポジションの巧者たちに“商売道具”を紹介してもらおう。
取材・構成=鶴田成秀 写真=石井愛子

バランスを意識した“投げるための”のグラブ


GLOVE アイピーセレクト

投球フォームのバランスを保つため、中指を出す形状となっているのが最大の特徴だ


 グラブはボールを捕るためのもの。でも、ピッチャーにとっては投げるための大事なパーツでもあると思うんです。そう思い始めたのはプロに入ってから。1年目(2017年)の秋のキャンプで、体のバランスをより考えるようになったんです。

 そこで使い始めたのがこのグラブ。一番の特徴は中指の部分です。人さし指を出す形状が一般的で、僕も1年目までは人さし指を出すタイプのグラブを使っていましたが、1年目の秋から、この中指を出す形状のグラブに変更しました。中指を出す理由は『投球フォームのバランスを保つため』。“体の感覚”なので、うまく表現できないのですが・・・

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