今シーズンは120試合制の短期決戦。終盤までリードしている試合は確実にものにしたい。その近道となるのが盤石の継投、必勝リレーだ。各球団の勝利の方程式、その現状を紹介する。 ※記録はすべて8月27日現在。△は左投げ 埼玉西武ライオンズ
必勝リレー防御率 2.69(チーム防御率4.61)
中継ぎ
平良海馬 26試合/0勝0敗0S10H/防2.49 ↓
中継ぎ
ギャレット 26試合/3勝1敗0S14H/防3.24 ↓
抑え
増田達至 20試合/2勝0敗12S0H/防2.25 大きい剛腕助っ人の加入
大きかったのはギャレットの加入だろう。昨季はMLBタイガースで13試合に登板した右腕。「ゴロを打たせる投球スタイルだ」と自身をアピールしていたが、シーズンに入ると史上2位タイの162キロをマークするなど力強い直球で相手打者を封じ込んでいる。歯車がかみ合わず失敗することもあるが、ギャレットが8回に収まったことで、昨季81試合に登板した平井の負担が減り、起用法も広がった。
高卒2年目の昨年、颯爽とデビューした平良も成長を果たしている。どんな場面でも臆せず160キロ近いストレートを投げ込む剛腕。開幕から約1カ月、“ノーヒットノーラン”も続けた。10.73と高い奪三振率を誇り、時にランナーがたまっているピンチで・・・
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