この男の「新たな魔球」が再びムーブメントを起こすのか。特集の幕開けは、今シーズン完全復活を遂げたダルビッシュ有をフィーチャー。希代の変化球アーティストが描くボールの軌道の先には、まだ見ぬ魔球の世界が待っている。 文=奥田秀樹 写真=アフロ ダルビッシュ有は11種類の変化球を操ると言われる。だが、ただ数が多いのではない。すべての球種が極端に言うと日々変化している。
8月23日のホワイトソックス戦で奪三振王を獲得した2013年を彷ふつとさせる、大きなスライダーが突如復活した。最近はカッターが軸で投げていなかったボールだ。
「ツイッターのピッチングニンジャって人がいるじゃないですか。あの人にシェーン・ビーバー投手のナックルカーブの投げ方のビデオはないかと聞いたら3日前に送ってくれた。それで練習したけど・・・
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