ここからはレジェンドたちが作った偉業に挑む男たちを紹介する。 1986年の落合博満(ロッテ)に挑む 日本ハム・近藤健介 史上NO.1アウトにならない男へ
■歴代最高出塁率 現在の球界で最もアウトを奪うのが難しく、最もアウトにならない打者、それが近藤健介だ。類(たぐい)まれな打撃センスと技術で80試合(9月27日現在)を終えた時点で打率.332、さらに際立つのは出塁率の高さ。12球団ダントツの.470をマークしている。
今後は
落合博満(
ロッテ)が1986年に記録した歴代最高出塁率.487の記録を抜くのかにも注目が集まる。落合はこの年、自身3度目の三冠王に輝いたが、シーズン序盤は調子が上がらずにいた。だが、6月から一気に調子を上げ、最終的に打率.360、50本塁打、116打点で出塁率は驚異の.487。前年の85年にも.4805を記録し、歴代トップ5の記録を見ても3つが落合によるものだ。
このレジェンドの記録に近藤が挑んでいる。磨き抜かれた打撃術と抜群の選球眼で四球の数も12球団トップの71。それを可能にしているのが・・・
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