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ドラフト1位クローズアップ

【西武1位】渡部健人(桐蔭横浜大/内野手) 10戦8発を量産した右の大砲

 

神奈川大学リーグタイ記録の8本塁打をマークした長打力が最大の武器


 ドラフト2日前。渡部健人に「好きな選手」を聞くと、間髪を入れずに尊敬する2人の名前を挙げてきた。

 西武からのドラフト1位指名はまさしく、相思相愛であった。

 神奈川大学リーグ最終戦(10月24日)。すでに2季ぶりのリーグ優勝を決めていたが、渡部には個人記録がかかっていた。1995年春、神奈川大・岸川雄二(元・西武。現・同大学野球部監督)がマークした8本塁打。そして、岸川氏を含め2人が持つ22打点。鶴見大2回戦で、内野ゴロの間に打点を挙げてリーグ記録を更新したが、待望のアーチは出なかった。悔しさもあったが、達成感のほうが大きかった。

「自分にできることはやりました。あとは、待つだけです」

 新型コロナウイルスの感染拡大の影響により・・・

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