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2021年シーズン展望

12球団最速戦力分析・日本ハム 投打の軸を失う危機。戦力拡充まったなしの状態

 

2021年のペナントレースは、セ・パともに3月26日に幕を開ける。コロナ禍で揺れた20年だったが21年こそは球場に歓声が戻ることを信じて――。どこよりも早く、12球団戦力分析をお届けする。

渡邉[写真]をはじめ、平沼、野村らが新時代の旗手として推進力となっていきたい


 2年連続で5位に沈んだ背景としてライバル球団と比較して、投打に戦力差を感じずにはいられなかった。投手陣は16年ぶりの4点台となるチーム防御率4.02と低迷。攻撃ではチーム打率こそリーグ2位タイ(.249)だったが、本塁打はリーグ最少(89本塁打)。野手はリーグワーストの失策数(75個)を献上してしまった。

 2021年に向けて戦力の整備を急ぎたいところではあるが、一筋縄ではいかなそうだ。チーム最多安打&最多盗塁の西川遥輝と、チーム最多タイとなる8勝を挙げた有原航平がともにポスティングシステムを利用したメジャー挑戦を発表。仮に投打の柱が海を渡るとなれば・・・

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