2月も折り返し地点を過ぎ、各球団のキャンプは仕上げに向けてさらに熱気を増している。現地で取材を行う週ベ記者が見つけた、とっておきの情報を紹介しよう。 @沖縄県・宜野座村営野球場、取材・文=椎屋博幸、写真=早浪章弘 2回無失点と今季実戦初マウンドを無難に終えた藤川。今後は打者とのタイミングなどを確認しながら先発として最終の仕上げを進めていく
今年の
阪神キャンプは野手のレギュラー争いやチーム全体で行うリレーなどが話題になっているが、その裏で主力級の投手陣が非常に順調な調整を続けている。その中でも
金本知憲監督の現役時代に一緒にプレーした2投手がお手本の動きを見せている。
2月14日のバレンタインデーに行われた紅白戦。先発マウンドに上がったのが、4年ぶりに阪神へ復帰を果たした
藤川球児だった。「この日のために調整してきたので、今日がバレンタインデーだと分かっていなかった」と笑う藤川は、2イニングを投げ1安打1三振無失点。最速147キロの真っすぐとスライダーなどのコンビネーションで打者を牛耳った。
朝からチームを離れ、ひとり別メニューをこなし、先発のマウンドに上がった藤川は、「(金本)監督と投手コーチには許可をもらってやりました・・・
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