ドジャース前田健太インタビュー 明確となった頂を目指し
目指していた場所は、想像以上にレベルが高かった。ポスティングシステムでメジャーに挑戦しドジャースと契約を結んだ前田健太。1年間先発ローテーションを守り、ポストシーズンでも先発したことで、来季に向け、確かな目標ができた。 取材・構成=椎屋博幸、写真=桜井ひとし(インタビュー)、Getty Images、取材協力=IWA ACADEMY 任されていた調整法、それでも結果は必要
ドジャースの先発ローテ3番手に指名され、スプリング・トレーニングからメジャー・デビューとなる開幕3戦目に照準を合わせていった。だが、新加入ということもありオープン戦でも結果を残すことを考えながらの登板を重ねた。そして迎えた現地時間4月6日のメジャーデビューの日(パドレス戦)。勝ち投手にもなり、さらに初本塁打を放ち、最高の形でスタートを切ることになった。 ──今季、ドジャースでプレーしました。これは夢の舞台という表現で合っているのでしょうか。
前田 僕が3年間、(
広島)カープにメジャーに行きたいということを言っていた経緯もあって、どうしてもメジャーは「夢の舞台」だと思われがちです。でも、それは否定します(苦笑)。行きたいという目標の場所でした。行っただけで満足ということはまったくなく、そこで活躍することが一番重要なことでした。
──そのメジャーでは、想像していたことと大きく違ったことはありましたか。
前田 イメージしていたよりもメジャーのレベルは高く、イメージしていたよりも楽しかったです。特に・・・
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