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優勝へ、この課題をクリアせよ!

西武 多和田真三郎、高橋光成がエース級の働きをできれば……

 

秋に有終の美を飾るために――。現在、選手たちは春季キャンプで日々汗を流している。選手のレベルアップはもちろん、栄冠を手に入れるためには、チームにある課題をクリアしなければいけない。果たして各球団、優勝への障壁は何か?そして、それを打ち破ることができるのか。今特集で12球団の優勝への最大課題を取り上げ、それに対して球団がどのような取り組みをしているのか見ていこう。
※「課題クリア難易度」は実際にその課題をキャンプ中に克服する難しさを表す。100に近づくほど、その難度は高くなる。

Vへの最大ポイント・先発投手陣 課題クリア難易度90


ブルペンでキレのいい球を投げ込む高橋光。3年目の飛躍へかける思いは強い/写真=桜井ひとし


■若手右腕に求める大きな飛躍

 3年連続Bクラスと近年苦しむ西武の再建を託されたのが辻発彦監督。昨季、両リーグワーストの101失策を記録した守備、シーズンを通して固定できなかった遊撃のポジションなど課題は山積している。なかでも、優勝するために大切なのが、先発投手の整備だ。楽天にFA移籍した岸孝之の穴を埋める存在が、必要不可欠になっている。

 キャンプイン前日の1月31日。宮崎空港に到着した辻監督は「今季を戦う上で投手力が重要なポイント。若い中で競争してほしい」と春季キャンプでの奮起を促した。

 先発の軸は昨季防御率がリーグ2位の2.58だった菊池雄星。このエースに次ぐ存在として・・・

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