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優勝へ、この課題をクリアせよ!

オリックス 駿太、西野真弘、安達了一らが候補。固定し打線を活性化

 

秋に有終の美を飾るために――。現在、選手たちは春季キャンプで日々汗を流している。選手のレベルアップはもちろん、栄冠を手に入れるためには、チームにある課題をクリアしなければいけない。果たして各球団、優勝への障壁は何か?そして、それを打ち破ることができるのか。今特集で12球団の優勝への最大課題を取り上げ、それに対して球団がどのような取り組みをしているのか見ていこう。
※「課題クリア難易度」は実際にその課題をキャンプ中に克服する難しさを表す。100に近づくほど、その難度は高くなる。

Vへの最大ポイント・一番打者 課題クリア難易度70


スキのない野球へ。チーム全員に「機動力」の意識を持たせている/写真=佐藤真一


■中軸の前に走者を置き得点パターンの確立へ

 屈辱にまみれた昨季。投打ともに精彩を欠き、防御率や打率など、チーム成績も軒並みリーグ最下位なだけに、課題は山積みだ。ただ、投手陣は“頭数”がそろっており、明確な課題は攻撃陣にある。中でも打順の固定が先決だ。昨季は一番に10人を起用。流動的なオーダーを組んだ中で、糸井嘉男を一番に据えた昨季終盤は打線がつながりを見せ、効率よく得点を重ねた。とはいえ、昨オフに糸井はFAで阪神へ移籍。一番固定の課題は今季に持ち越されている。

 候補者は多数挙がる。俊足が武器の駿太に、巧みなバットコントロールを誇る安達了一西野真弘ら。いずれも“一番経験者”だが、駿太は打力アップが不可欠で、西野は好不調の波が激しく、安達は難病・潰瘍性大腸炎でフル出場できるかは未知数。クリアすべき課題はそれぞれにあるが・・・

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