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優勝へ、この課題をクリアせよ!

阪神 鳥谷敬、北條史也の争いが相乗効果に

 

秋に有終の美を飾るために――。現在、選手たちは春季キャンプで日々汗を流している。選手のレベルアップはもちろん、栄冠を手に入れるためには、チームにある課題をクリアしなければいけない。果たして各球団、優勝への障壁は何か?そして、それを打ち破ることができるのか。今特集で12球団の優勝への最大課題を取り上げ、それに対して球団がどのような取り組みをしているのか見ていこう。
※「課題クリア難易度」は実際にその課題をキャンプ中に克服する難しさを表す。100に近づくほど、その難度は高くなる。

Vへの最大ポイント・正遊撃手 課題クリア難易度50


キャンプでは遊撃手でノックを受ける北條[手前]と鳥谷[後方]。彼らが争えば争うほどチーム力はついていく/写真=早波章弘


■より高いレベルでの正遊撃手争いがほかの選手を刺激

 今季の阪神の守備陣でレギュラーが確定しているポジションは移籍してきた糸井嘉男が守る中堅と、ベテラン・福留孝介が守る右翼のみ。残り「6」の定位置は未定の状態だ。これだけレギュラーが固定されていないと優勝は無理な話と思われそうだが、そういう未知な部分が多いからこそ、すべてがいい方向へ行ったとき、優勝の可能性も出てくる。

 もちろん、今季のポジション争いはレベルアップしている。昨季、多くの若手が一軍で経験を積んだという下地が出来上がり、ここから高いレベルでの戦いがチーム力を上げていくのだ。その中でキーポイントになるのが・・・

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