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優勝へ、この課題をクリアせよ!

ヤクルト 選手層の厚み増へ新助っ人&新人に期待感

 

秋に有終の美を飾るために――。現在、選手たちは春季キャンプで日々汗を流している。選手のレベルアップはもちろん、栄冠を手に入れるためには、チームにある課題をクリアしなければいけない。果たして各球団、優勝への障壁は何か?そして、それを打ち破ることができるのか。今特集で12球団の優勝への最大課題を取り上げ、それに対して球団がどのような取り組みをしているのか見ていこう。
※「課題クリア難易度」は実際にその課題をキャンプ中に克服する難しさを表す。100に近づくほど、その難度は高くなる。

Vへの最大ポイント・防御率 課題クリア難易度85


今季も先発の軸は小川になりそう。救援陣の再整備も至上命題だ/写真=中島奈津子


■リーグ最低から抜け出すためには

 昨季、4人いた外国人投手のうち、残ったのはJ.ルーキのみ。特にクローザーを務めていたオンドルセクは、素行不良が引き金となり途中退団と、後味の悪さだけが残り、チーム防御率4.73は12球団最低の数字となった。先発陣では小川泰弘石川雅規が離脱すると投壊。2ケタ勝利ゼロはチーム46年ぶりと不名誉な記録を作ってしまった。

 チーム打率.253、同打点565はいずれも広島に次ぐリーグ2位であることから、5位に低迷した理由が投手陣にあることは明らかだ。その中で・・・

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