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2017新戦力CHECK キャンプ中間報告

【阪神】右ヒザ痛で戦線離脱中もチーム力アップを担う存在

 

新天地における、その役割の重要性は大きい。今季、FAまたはトレードによって新加入した実績ある男たち。チームに新しい風を吹かせ、“化学変化”を起こすことを期待されるが、現状、効果は表れているのか。巨人阪神楽天のインサイドリポートをお届けする
写真=早浪章弘

順調に回復中も若手も実力アップ中


プロ野球界でも指折りのパワーとスピードを持つ糸井嘉男金本知憲監督の熱烈ラブコールで移籍し、キャンプでは若手育成中の阪神に大きな刺激となるはずだった。しかし、自主トレ中に右ヒザ関節炎を発症し、リハビリの日々が続いている――。

糸井嘉男[外野手] キャンプイン直後には右ヒザのテーピングが痛々しかったが、現在は順調に回復している


 強肩も豪打も快足もまだチームメートの前で披露していない。第3クールも糸井嘉男はまだリハビリ中だ。だがメニューの強度も上がり、完全復帰までもう少しと言ったところ。

 万全の態勢で、新天地での春季キャンプを迎えるべく、自主トレに励んでいた。しかし、キャンプイン間近の1月下旬に右ヒザ(右ヒザ関節炎)を痛めてしまった。急きょキャンプは別メニューとなり、本隊から離れてのキャンプが続いている。リハビリはオリックス時代にコンディショニングコーチとして2013年〜15年一緒に過ごした本屋敷俊介コーチがサポート。トレーナーの本屋敷氏はオリックス時代の清原和博のリハビリもサポートしたベテラントレーナーだ。

 第1クールから調整は宜野座ドーム中心で行っている。選手たちが練習メニューを行うために糸井のリハビリの近くを通りがかりるときには、声をかけ、笑顔を引き出している。そういえばキャンプイン直前の・・・

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