トレード、人的補償、テスト入団……さまざまな事情で野球人生を再出発させた男たちがいる。一軍でもう一度輝くために。新天地で逆襲を誓う7人の今にスポットを当てる。 日本ハム・大田泰示「眠れる大器」とはもう呼ばせない
指揮官から“キャンプ強化選手”に指名されたことからも、自分に向けられている期待度の高さは痛いほど分かっている。「巨人の
大田泰示はもう忘れてもらって、すべてを一新する気持ちでやりたい」。移籍直後の本誌のインタビューでも並々ならぬ決意を語っていた大田。その言葉どおり、アリゾナでのフリー打撃でも連日サク越えを連発し、定評のある足を生かした外野守備でも能力の高さを見せつけている。「これだけの才能を持ちながら、なんで結果を出せなかったのか不思議」と周囲をうならすハイパフォーマンスで新風を吹き込んでいる。「このチームで優勝したいし、その力になりたい」。過去の栄光もプライドも捨て去り、不退転の覚悟で挑むプロ9年目。もう「眠れる大器」とは呼ばせない。
DeNA・平良拳太郎 心待ちにするのは古巣との対決!
キャンプ一軍スタートは戦力として、チームの期待の表れだ。FA移籍した
山口俊の人的補償で入団した
平良拳太郎は「お世話になった阿部(
阿部慎之助)さんと対戦したい」と・・・
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