カモメ軍団のキャプテンは、2017年シーズンも4年目となるチームリーダーを担う。しかし、図らずも大きな変化が求められることになった。“変化”を“進化”の契機とするために、“新しい自分”を見せるために、誰よりも汗を流している。 取材・構成=杉浦多夢、写真=高塩隆、上野弘明 電撃コンバートで新たなスタート
キャンプインの前日、チームに衝撃が走った。昨季のベストナイン遊撃手である鈴木大地が二塁へ電撃コンバート──。伊東勤監督がキャプテンにサラリと告げた一言は、チーム内競争を活性化させるという指揮官の強い意志の表れだ。そして、鈴木にとってはこれまでのシーズンとは違う、新たな挑戦に向けてのスタートとなった。 ──今年は鈴木選手にとってもこれまでとは少し違ったキャンプインになったかと思います。
鈴木 フィジカル的には順調でしたし、しっかり練習もできました。ただポジションが変わったので、その部分での評価としてはまだまだ100%ではないですけど、非常にいいキャンプが送れましたね。
──二塁へのコンバートを告げられたのはどういったタイミングだったのでしょうか。
鈴木 キャンプインの前日です。1月31日に自主練習があったんですが、ウオーミングアップをしているときに伊東(勤)監督に呼ばれて・・・
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