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栄光のナンバー“3”継承ストーリー

ロッテ・角中勝也が継承する「3」の魂 「(3番は)重みはあるが重荷にはならない」

 

マリンを熱狂させた“カモメのレジェンド”から、2度の首位打者に輝く新選手会長へ――。偉大な系譜を紡いできた伝統の番号が、思いとともに託された。


“ミスター・ロッテ有藤通世の背負った「8」がチームを象徴する伝統の背番号ではあるが、“ナンバー3”の系譜も負けず劣らずの歴史を誇る。史上最年少で2000安打を達成した榎本喜八、闘志あふれるプレーと俊足を生かした華麗な外野守備でファンを魅了した弘田澄男、4度の盗塁王に輝いた俊足巧打のスイッチヒッター・西村徳文――。

 昨季までその「3」を背負ってファンを魅了し、“カモメのレジェンド”となったサブローは言う。「この番号は決して僕1人の番号ではない。偉大な諸先輩方が着けていた大事な番号であることを忘れないでほしい」。チームが紡いできた歴史を知るからこその言葉だろう。

 その伝統のナンバーを今季から継承するのが角中勝也だ。これまでも「61」からの変更を球団から何度となく打診されてきたが、このタイミングで変更を受け入れたことについては、「思うところがあった」と多くを語らない。しかし、発表を前にサブローには連絡を入れていた。「いただいてもよろしいでしょうか」という角中の問いかけに、サブローは・・・

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