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侍ジャパン“世界最強”への道

侍ジャパンの戦いを振り返る/2次ラウンド・オランダ戦

 

2次ラウンド初戦 強敵・オランダに粘り勝つ


タイブレークの11回表一死二、三塁から左適時打を放った中田。この2点でオランダを突き放した


3月12日 オランダ●6対8○日本

 小久保裕紀監督は9人の投手をつぎ込んだ総力戦の末に、延長タイブレークで制した2次ラウンド初戦を、「死闘」と繰り返し表現したが、日本の粘りは見事だった。

 序盤は目まぐるしく流れが変わるシーソーゲーム。2回にこの大会初先発の秋山翔吾の犠飛で先制、3回には中田翔の3試合連続左越え3ラン、秋山の中前適時打で一挙4得点し、警戒していたオランダ先発・バンデンハークをKOしたまでは良かった。しかし、2回にはJ.スクープにソロ、3回には四番・バレンティンに左翼ポール直撃の2ランなどで追いつかれ、先発・石川歩が強力打線を封じ込められなかった・・・

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