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2017激闘ペナントレース CLOSE-UP

熱パ注意報発令中!楽天・球団初の3カード連続勝ち越し!

 

※成績は4月9日現在

クローザー・松井裕からウイニングボールを手渡される岸。開幕投手は回避となったが、移籍後初登板で見事に結果を残した


好調打線に岸も移籍後初勝利


 8年ぶりの開幕4連勝を飾り、4月9日のロッテ戦[ZOZOマリン]に勝利したことで球団初となる開幕3カード連続勝ち越しとするなど同日時点で勝率.875で単独首位と、楽天がスタートダッシュに成功した。


 その快進撃の大きな要因は、リーグトップクラスの打撃力とルーキー投手の活躍にあるだろう。まず打撃陣は8試合消化時点で無得点試合なし。打率.272、49得点はリーグトップを誇る。二番から助っ人を置く超攻撃的な打順が機能し、高い得点力を維持している。三番のウィーラー、四番・アマダーが打撃不振ながら、一番から五番までは一度も組み替えなし、といったところに梨田昌孝監督のこだわりが垣間見える。「いい打者は早く打席を回したほうが良い」とペゲーロを二番に据えると、リーグ4位の打率.370、同2位タイの10打点、ここまで放った3本塁打はすべて決勝弾など大爆発。さらに不動の一番・茂木栄五郎もペゲーロに並ぶ3本塁打、10打点と2年目のジンクスを感じさせない活躍で打線の火付け役となり、強力打線を作り上げている。

茂木英五郎


 この大胆な打順を可能にさせたのは「二塁・銀次」の働きがあってこそだろう。昨季、出場した全試合で一塁を守った銀次を二塁に回すことで、今江年晶が一塁に、そして三塁・ウィーラー、外野・ペゲーロ、指名打者・アマダーの強打者のフル起用が可能となった(今江は4月7日に右半腱様筋筋膜炎で登録抹消)。

ペゲーロ


 さらに下位打線には巧打者を並べ、チームバッティングで好調のペゲーロへとつなげて確実に得点へ結びつけている。九番の嶋基宏は打率.167ながら出塁率.375、六、七番を任されている島内宏明も打率.200ながら出塁率.314だ。また、「対戦投手との相性や(選手の)状態を見て決めている」(梨田監督)と左翼は聖澤諒岡島豪郎松井稼頭央がポジション争いを制すべく結果を求めて奮闘している。

 試合終盤には銀次を一塁にし、藤田を二塁、右翼のペゲーロを岡島にするなど、守備力を強化しながら攻撃の手も緩めない。攻守で仕事をこなす彼らの働きに、ベンチの一体感、勝利への執念が垣間見え、サブメンバーの働きもチームを支える要因となっている。

 一方の投手陣はインフルエンザによる岸孝之の出遅れや、安樂智大の右大腿二頭筋の部分損傷による出遅れで先発投手が不足。チーム防御率も3.89と苦しんでいる。

 それにもかかわらず、その苦境を感じさせない要因は・・・

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