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注目ルーキーインタビュー

西武・源田壮亮インタビュー 新風、颯爽と。「難しい打球も簡単にさばけるようになりたい」

 

今年も新人の活躍がペナントレースを盛り上げているが、真価を発揮しているルーキーをクローズアップ。長年、正遊撃手が不在だった西武で、その座をがっちりとつかんでいる源田壮亮のインタビューをお届けする。
取材・構成=小林光男、写真=大泉謙也、井出秀人 ※成績は5月4日現在


「弱ったチームには新しい風、若い力が必要」。3年連続Bクラスに沈んだチームを率いることになった辻発彦監督が就任直後、再建への条件をこのように語っていた。新風を吹き込む──。それを体現しているのが源田壮亮だ。今年、トヨタ自動車からドラフト3位で入団したルーキー。5月4日現在、全26試合に遊撃手でスタメン出場を果たしている。颯爽とグラウンドを駆け巡る背番号6。4月を貯金2とまずまずのスタートを切ったチームに必要不可欠な存在となっている。

──4月29日のロッテ戦[メットライフ]では8回に初死球を受けましたが、大丈夫でしたか。

源田 はい(笑)。かすっただけだったので。

──現在、一軍で奮闘中ですが、ルーキーイヤーはこの死球をはじめ、いろいろな“初”がついて回ります。その中で最もうれしかったのは?

源田 やっぱり初出場です。

──チームでは石毛宏典氏以来、36年ぶりとなる開幕戦新人遊撃手スタメン出場を果たした3月31日の日本ハム戦[札幌ドーム]ですね。翌日の同カードで初安打を放っていますが、それよりも?

源田 そうですね。まず試合に出ないことには始まりませんから。最初は不思議な感覚でした。お客さんの数もすごく多かったですし、セレモニーも派手で。緊張しましたね。札幌での3連戦を経験して少しは大丈夫かなと思ったら、その次のホーム開幕戦でまた緊張しましたね(笑)。でも、徐々に慣れてきて、いまは問題ないです。

──開幕戦の4回、先頭の中田翔選手が放った三遊間への鋭い打球をダイビングキャッチして、すぐさま一塁へ送球して刺した好プレーもありました。

源田 まだフワフワしている状況でアウトにできたので。自分で、自分にびっくりしました(笑)。そんな感覚に陥ったのは初めてでしたし、すごく印象に残っています。でも、プロの打者がしっかりとらえた打球はすごく鋭い。足も速いので、余計に捕ってから素早く送球することが大切になってくると思います。

──投手陣から「安心して内野ゴロを打たせられる」と好評価を受けるなど、アマ時代から定評のあった守備で真価を発揮していますが、自己評価は?

源田 まだまだミスも多いです。エラーもたくさん出ていますから(6個)。足を引っ張っていると思いますし、周りの人に助けてもらっている感覚です。とにかく、ワンプレー、ワンプレー、しっかりと守ることだけを考えています。

──目標としているのは名遊撃手として鳴らした現巨人コーチの小坂誠氏(元ロッテほか)だそうですね。

源田 動画を見て参考にさせていただいていますが、すごく足を使って動いているな、と。それに難しい打球でも簡単そうにさばいているように見えます。実際、投手がどう思うか分かりませんが、とらえられた打球でも簡単にさばけば、打ち取った感覚になるかもしれないじゃないですか。そういった守備ができるようになりたいです。

──守っているときに心掛けていることは?

源田 一歩目にいいスタートを切ることだけに、とにかく集中するようにしています。そのために守っているとき、ずっと・・・

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