白星を追え…… 写真=湯浅芳昭@5月30日●ソフトバンク10-2中日[ヤフオクドーム] 必死に白星、ではなく、ボールを追った同試合での2枚。上は5回裏、ソフトバンクの
甲斐拓也が一死一、三塁から一塁側にバント。中日の一塁・
ビシエドからのトスが、ベースカバーに入った投手・
小川龍也の手につかず、内野安打となり、三塁走者もホームにかえった。下の写真は8回表、ソフトバンクの三塁・
松田宣浩が
荒木雅博の三遊間へのゴロを必死で追うシーンだ。松田はこれをつかむも一塁に投げられず、内野安打になった。ただ、
東浜巨は、次の
大島洋平にヒットを許し、一死満塁となりながらも2者連続三振で切り抜け、結局、完投で勝利投手となっている。どちらも内野安打の写真ではあるが、セ・リーグ下位に沈む中日と首位・
楽天を追い上げるソフトバンク。両チームの勢いの差を示しているようにも見える。先週号で書き忘れたが、今回も『今週の2枚』です。