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CSのカギを握る3人の若鷹

ソフトバンク・上林誠知 背番号「1」の後継者

 

内川聖一に続き、V決定後の9月20日に柳田悠岐も故障離脱。翌21日の日本ハム戦[札幌ドーム]で中堅の代役に指名されたのはこの男だった。期待に応えるように大谷翔平から本塁打を放った上林誠知が、CSファイナルステージでもカギを握る存在になる。
写真=BBM ※成績は9月24日現在


 ソフトバンクの世代交代の象徴だった。上林誠知が苦しみながらも、右翼のレギュラーを守り抜き、独走Vへ貢献した。フルシーズン一軍で戦うのは初めての4年目の若手。終盤は「自分ではとらえたと思ってバットを振っても、思うように出てこない。ファウルで逃げようとしても空振りになってしまう」と、疲れから思いどおりに動かない体に悩みながらも、何とか結果を出し続けた。

「ゴールデンウイークのころが一番、打撃が良かったですね」

 4月29日から5月7日のゴールデンウイークは8試合で30打数12安打、打率.400、4本塁打、11打点と大暴れ。5月2日の西武戦[ヤフオクドーム]では2本塁打を含む猛打賞で5打点、翌3日の西武戦[同]でも満塁本塁打を含む2安打5打点。2日で10打点の八番打者に川崎宗則が、「ホークスはすごいモンスターを・・・

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