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CSのカギを握る3人の若鷹

ソフトバンク・石川柊太 突如開花したオタク系豪腕

 

すい星のごとく現れ、故障者続出の投手陣の苦境を救った。やはり育成契約からスタートした豪腕。CSファイナルステージでも、フル回転を誓う。

5月31日の中日戦でプロ初勝利。柳田[左]とともにお立ち台に上がった


 石川柊太も2014年の育成ドラフト入団選手。大卒4年目の今季、突然開花した。150キロ前後の直球と斜めに大きく曲がるパワーカーブを武器に開幕から先発、中継ぎとして一軍に居続けた。「出来過ぎですね」と、自分でも驚くシーズンとなった。

 キャンプからA組で頭角を現し、中継ぎで結果を残した。さらに交流戦からは和田毅武田翔太と離脱した先発陣の穴を埋めた。5月31日の中日戦では、ルーフオープンデーで屋根が開いたヤフオクドームで快投。6回2失点で球団史上初の育成出身のプロ初先発初勝利。「今まで厳しい道のりだったが、やっと・・・

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