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大谷翔平密着ドキュメント

【大谷翔平密着ドキュメント14】これが日本ラスト登板!? その胸中はいかに──

 

10月4日のオリックス戦[札幌ドーム]は「リアル二刀流」でスタメン出場し、投げては完封、打っても安打を放って決勝のホームを踏んだ。投手としてはこれが日本でのラスト登板の可能性もあるが、渦中の23歳は最終的にどんな決断を下すのか。
写真=高原由佳

本拠地最終戦セレモニーでサインボールを投げ込む大谷。この日が日本ラスト登板の可能性も高く、涙ぐむファンが多く見られた


 さまざまな思いを胸に秘めて右腕を振り、全力でスイングした。10月4日、札幌ドームで行われたオリックス戦。これまでの4試合とは明らかに大谷の集中力は異なって見えた。1球に笑い、悔しがり、そして雄叫びを上げる。5年間自らを鼓舞してきてくれた札幌のファンに全身で応えているようだった。

 おそらくこれが日本球界でのラスト登板。最終回、これまでにない大声援が背番号11に注がれた。別れを惜しみ泣き出すファンの姿もあった。「9回に上がったときの歓声はすごかった。ありがたいですし、もっと多くこういう・・・

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