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チームREPORT

静かに牙を研ぐ王者たち ソフトバンク・日本一奪回のカギを握る投手陣。層の厚さを背景に盤石の態勢築く

 

写真=湯浅芳昭、BBM

最終登板で規定投球回に到達し勝率第一位のタイトルを確定させた千賀。ファイナルステージでは第2戦での先発が濃厚


 西武楽天のCSファーストステージ勝者を本拠地・ヤフオクドームで迎え撃つソフトバンク。日本シリーズ進出の条件となる3戦先勝(+アドバンテージ1勝)を、チームのストロングポイントを前面に出した戦いで奪いに行く。

 今年のペナントレースでは先制した試合は73勝9敗、また6回終了時点でリードしている試合では76勝3敗、そして1点差ゲームは27勝15敗という驚異の勝率を誇った。先行逃げ切りで接戦をモノにする戦いを短期決戦にもそのまま持ち込む。それを可能にするのが守護神・サファテを軸にしたリリーフ陣の陣容だ。

 サファテの存在価値は語るべくもない。2014年にソフトバンクに入団してから抑えに定着。15年からは常に40セーブ以上をマークし、今年のそれは日本記録をはるかに上回る、54セーブにまで到達した。160キロに迫る直球と落差のあるフォークを武器に三振を狙えるのが強み。一方で・・・

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