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CSファーストステージレポート

パ・リーグCS1st第2戦レビュー 大胆に、そして冷静に岸が古巣に“恩返し”

 

強力打線を相手にストレートで勝負した岸。無四球と制球力が抜群で、付け入るスキを与えなかった/写真=小山真司


 先発投手発表時に、そしてマウンドに上がったときに、岸孝之が古巣・西武のファンからブーイングを浴びるシーンはこれまでと変わらなかった。だが、試合が始まって以降は、ライオンズファンが盛り上がるシーンはほとんどつくらせなかった。それほど、この日の岸のピッチングは冴えわたっていた。

「初回から全力でいって、交代って言われるまで全力でいこうと。すごく怖さのあるバッターがたくさんいる中で、しっかりと勝負できた」

 大胆な言葉とは裏腹に、内心は・・・

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