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日本シリーズ戦力分析&展望

【日本シリーズ戦力分析】ソフトバンク・最後にそろった王者のピース

 


短期決戦でさらに凄み増すリリーフ陣


 サファテを筆頭にした盤石のリリーフ陣からの逆算。この戦略が今季の戦いのベースとなってきたが、CSファイナルでは中継ぎ以降の失点は驚異のゼロと、より強固なものとなっている。

 今季、レギュラーシーズンで先制した試合は73勝9敗、さらに6回終了時点でリードしている試合では76勝3敗という圧倒的な戦績を誇った。CSファイナルでは先発陣が不安定だったこともあり、最初の3戦は先制されるなど苦しい展開が続いたが、中盤までに追いつくと、以降はリリーフ陣の質の差で楽天を振り切った。

 中心はもちろんサファテ、岩嵜翔モイネロだ。第4戦ではサファテが8回二死から登板、モイネロも7回からイニングまたぎでサファテにつなぎ、3連投だった岩嵜を休ませている。連投、回またぎの解禁で、短期決戦ではさらに威力を増しそうだ。シーズン中は不安定だった森唯斗が力強さを取り戻しているのも心強い。先発が5回までしかもたなかったとして・・・

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