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データで検証!攻守走「格付け」チェック

編集部選定で主力選手を「AA」から「C」まで6段階評価。12球団ポジション別 攻守走「格付け」チェック! 投手部門セ・リーグ編

 

2018年に向けた補強も一段落した。まだまだ新人、新外国人選手と未知数の要素も多いが、それはキャンプで“実物”を見てからとし、今回は12球団の各ポジションの主力選手たちをデータで検証し、「格付け」していこう。
写真=BBM ※2018年在籍、および去就未定FA海外選手が対象。基本的には2017年のデータを基にしたポジション内の評価で、チーム成績も加味しています。

菅野智之[巨人] 総合評価AA 投AA 守BB 走C 打BB


飛び抜けていた菅野智之の力


 投手に関してはセ、パに分けていく。評価については守備、打撃もしているが、総合評価は、ほぼ投球のみとした。

 全体の防御率はあまり変わらないが、交流戦だけ見ると、2017年はセが3.89、パが3.57。パに比べ正直物足りない。

 ただ、沢村賞も手にした巨人・菅野智之だけは別格だ。17勝5敗、防御率1.59。交流戦で5.40と振るわなかったのは残念だが、交流戦を含まない防御率は1.13。完投6は2位のDeNA今永昇太、巨人・田口麗斗の3試合の倍、完封4、無四球3も当然トップだ。対戦成績を見ても防御率が一番悪いのが広島だが、それでも1.95、2勝1敗。一番相性がいいヤクルトには5勝0敗、0.23で、ほかはすべて1敗のみ。16年はDeNAに防御率4.05で1勝1敗、広島に3.33で1勝2敗とやや苦手にしたが・・・

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