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12球団2017年シーズン回顧

【2017年シーズン回顧】楽天・夏場に急失速で3位転落もペナント争い盛り上げる

 

開幕4連勝を皮切りにして首位を快走。パ・リーグの前半戦を盛り上げたのはこのチームだった。しかし故障者が続出した夏場以降に急失速。選手層の薄さが影響し、終わってみればソフトバンクに大差をつけられ、西武にも抜かれて3位という悔しい結果に終わった。

[2017年成績]
77勝63敗3分、勝率.550
585得点、528失点、打率.254(3位)
135本塁打、42盗塁、防御率3.33(2位)

盤石なブルペン陣が接戦での勝利を可能にした。クローザーの松井裕は故障離脱がありながら3年連続30セーブ以上をマーク


超攻撃的布陣で開幕ダッシュ成功


 今季は前半戦に快進撃を見せて、7月26日の時点で貯金は今季最大の「31」までふくらんだ。それだけに、故障者が相次いだ8月、9月の急失速が悔やまれる。2013年以来のリーグ優勝はならなかった。

 勢いをつけたのはオリックスとの開幕3連戦[京セラドーム]だ。開幕戦ではペゲーロの2ランにより延長11回に及ぶ死闘を制すと、3戦目には9回にペゲーロの逆転2ランで4点差を逆転。一番・茂木栄五郎、二番・ペゲーロが強力打線のキーマンとなった。

 一方の投手陣。エースの則本昂大がWBC出場直後ということもあり、5年連続の開幕投手を回避・・・

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