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12球団2017年シーズン回顧

【2017年シーズン回顧】阪神・金本采配2年目、貯金「17」で2位底上げも順調に超変革実行中

 

シーズン序盤からベテラン打者の好調により猛虎打線が勢いに乗り首位争いをする勢いを見せた阪神。その後は強力な中継ぎ陣の踏ん張りで貯金「17」で2位に入った。CSファーストステージではDeNAに敗戦も2018年に向け若手たちがステップアップしたシーズンでもあった。

[2017年成績]
78勝61敗4引分、勝率.561
589得点、528失点、打率.249(3位)、
113本塁打、70盗塁、防御率3.29(1位)

今季チーム最多の20本塁打を放ち、今後の飛躍が期待できる中谷[中央]。それを迎え入れる虎ナインたち


強力中継ぎ陣を形成。先発&打撃陣をけん引


 2016年に就任した金本知憲監督は「超変革」のスローガンの下、チーム改革と若手育成を進めている。その2年目の17年は貯金「17」を作り16年シーズンの4位から順位を2つ上げ2位となり、順調に改革を進めていることを示した。その2位躍進の原動力は金本監督が「自慢」という強力な中継ぎ・抑え陣だった。

 勝ちパターンでの桑原謙太朗マテオ、そしてクローザーのドリスが1年を通じて盤石な働きを見せた。すい星のごとく現れたプロ10年目の桑原は67試合に登板し防御率1.51という驚異の数字を・・・

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