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2018年 12球団キャンプチェック

【12球団キャンプチェック】2018年ウチはこれで勝負する!ヤクルト・青木宣親の電撃復帰でチーム力は確実にアップ

 

宮崎、沖縄、アリゾナで12球団の一軍春季キャンプが始動した。どの球団も勝利を目指し精力的にメニューを消化しているが、ただ闇雲に汗を流しているのではない。自分たちの戦力を分析したうえで足りない部分を見極め、レベルアップを図る。3月末に幕を開けるペナントレースは、何を武器に戦うのか──。各球団の“強み”を分析すると、それぞれの特長が見えてきた。

広島から石井琢朗コーチが新たに加入。打線の立て直しへ手腕を発揮する


山田哲の完全復活へ石井琢コーチが助力


 昨季のチーム打率.234、チーム本塁打95本、チーム得点473はいずれもリーグ最低の数字で、球団ワースト96敗を喫する要因となった。川端慎吾畠山和洋といった主力打者の相次ぐ故障離脱が痛かったが、143試合に出場した山田哲人は打率.247と精彩を欠いたことも事実。3年前にセ・リーグを制した強力打線の復活こそが、チーム再建の第一歩となる。

 今季から打撃コーチに就任した石井琢朗コーチの手腕に・・・

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