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12球団2017年シーズン回顧

【2017年シーズン回顧】ソフトバンク・主力離脱のアクシデントにもチーム一丸で悲願達成

 

柱となるはずの先発陣、打線の主軸が相次いで離脱する中、力を発揮したのは、中継ぎ陣とニューフェースたち。そして、皆の「王座奪回」への強い思いが最高の結果をもたらした。

[2017年成績]
94勝49敗0分、勝率.657
638得点、483失点、打率.259(2位)
164本塁打、73盗塁、防御率3.22(1位)

厳しい状況の中でチームは結束を強くした。日本一に輝き、喜びの「1ダホー!」


中継ぎ陣、驚異の数字


 終わってみれば他を圧倒する強さで日本一をつかんだ。確かに「王座奪回」を掲げ、長打力アップにデスパイネを補強するなど戦力は十分すぎるほど。しかし、開幕早々に和田毅武田翔太千賀滉大と先発陣が相次いで離脱。その後も内川聖一、デスパイネ、高谷裕亮柳田悠岐らと故障者の悩みは最後まで尽きなかった。

 それでも福岡移転後最多の94もの勝ち星を積み上げ、リーグ優勝、日本一になることができた最大の要因は、中継ぎ陣にほかならない。9回に君臨するサファテにつなぐ8回。ここに・・・

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