3月3&4日に、名古屋と大阪で行われるオーストラリアとの強化試合の、出場メンバー28人が2月20日、発表された。年齢制限のあった昨秋の稲葉ジャパン初陣(アジアプロ野球チャンピオンシップ2017)から2カ月強、真のトップチーム招集も噂されたが、現実はトップ半分、期待の若手半分でのメンバー構成となった。 写真=小山真司、BBM 2月20日、沖縄県那覇市内のホテルで会見に臨んだ稲葉篤紀監督。今大会からは小久保裕紀前監督の“遺産”を有効活用し、2020年に向けてチームのビルドアップを図る
トップ……からの下方修正
1月23日に先行発表されていた6選手(
山崎康晃、
千賀滉大、
甲斐拓也、
菊池涼介、
柳田悠岐、
筒香嘉智)のうち甲斐を除く5選手が、小久保ジャパン時代に国際経験を豊富に積んだ文字どおりのNPBトップメンバー。稲葉篤紀監督の初陣だった昨秋のアジアプロ野球チャンピオンシップ2017(優勝)後には、オーストラリア戦に向けては真のトップチームの招集をほのめかしていたが、「現時点でのトップチームのメンバーと、実力を見たい選手のバランスを考えて(残りの22名を)選出しました。目標としている2020年の東京オリンピック金メダル獲得に向けた、土台となるチーム作りを目的としています」と、大幅な下方修正がなされたメンバー構成となった。
今大会でも昨春の第4回WBCに主力として出場した多くのメンバーの代表入りが期待されたが・・・
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