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2018プロ野球シーズン大展望

【12球団戦力分析】中日・未知数の選手多数で、はまればAクラス入りも

 

昨季は広島が37年ぶりのリーグ連覇を遂げたセ・リーグ。2018年も広島の個の力は高いレベルにあるが、若虎の成長で戦力の厚みが増している阪神、日本シリーズ進出の自信と勢いを保つDeNA、覇権奪回を誓う盟主・巨人もセ界の頂点に立つことを現実目標としている。松坂大輔が加わった中日小川淳司監督&宮本慎也ヘッド体制で巻き返しを期すヤクルトも、“混セ”の演出に一役買うことになるだろう。混戦必至のペナントレースを抜け出すのは果たして――。
※記録は3月17日時点

■2018開幕カード VS.広島(マツダ広島)
2017対戦成績 8勝15敗2分 勝率.348

(ホーム6勝5敗2分・ビジター2勝10敗0分)

予想開幕投手 小笠原慎之介(初)

2017年の対C成績 6試合1勝1敗 防御率5.96


投手力&守備力


 3月15日にナゴヤドームで行われた先発陣の調整では、小笠原慎之介、笠原祥太郎柳裕也ディロン・ジー、松坂大輔が打撃練習を行った。ここに13日の西武戦(小牧)で6回を3安打無失点と好投した鈴木翔太が加わり、開幕先発ローテーションを形成することとなりそうだ。メジャー通算51勝のジーと、ベテランの松坂以外の4投手は、開幕時点で23歳以下、さらに規定投球回到達もない若い布陣となるが、チーム再建のためには最も重要なメンバーだと言える。松坂は状態を見ながら登板間隔を空けることも考えられ、その場合は大野雄大吉見一起ガルシアらが加わってきそうだ。

 春季キャンプでは・・・

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