楽天からやってきたプロ9年目のホークス新入生が環境の変化で得た多くの気づき。今は純粋に野球を楽しみながら、再びの日本一を目指すチームにハマる“形”を模索している。 取材・構成=菊池仁志、菅原梨恵、写真=湯浅芳昭 ルーキーのように
連続日本一を目指すチームだけに、充実の戦力を誇る。弱みが生じるとすれば、ケガや故障による主力の長期離脱しか考えられない。2018年のシーズンを前に、内野手では二塁のレギュラー筆頭候補の明石健志が腰痛で開幕時の復帰は厳しいというアクシデントが襲ったが、しかし、その備えにも抜かりはない。17年シーズンを終えると、楽天から右打ちの内野手・西田哲朗をトレードで獲得。11年ドラフト1位入団の斐紹(捕手)を交換相手としてまで必要としたピースだ。 周りを見てみると、さすが日本一のチームだと思わされます。やりやすい環境が整っていて、明るい選手が多く、素晴らしい選手がズラリとそろっていますよね。そんなチームの一員となり、自分も一生懸命野球に取り組めています。周りの選手の良いものをどんどん吸収して、“攻守走”すべてにおいてレベルアップしたいという気持ちでいます。宮崎でのキャンプもやりたいことができた実感があります。
今年がプロ9年目で、決して若いわけではありません。このチームへの移籍を機に、一からやり直す思いというか、ルーキーに戻ったような感覚で、「もう一度ガムシャラに野球がやりたい」という気持ちになっているんです。正直な話・・・
この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。
まずは体験!登録後7日間無料
登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。
登録済みの方はこちらからログイン