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2018ペナントレース

西武・27年ぶりの開幕8連勝!超重量打線で光る俊足巧打の選手たち

 

4月8日のオリックス戦で開幕8連勝を果たし、殊勲者の秋山[上]、外崎がお立ち台で「8」のポーズ


 メットライフドーム周辺にピンクの桜が咲き始めた3月中旬、2週間後に始まる新シーズンを見据えて、リードオフマンの秋山翔吾はチームの変革の必要性を口にした。

「周りから『能力は高い』と言われているのに10年間勝てないということは、何かしらのまとまりの欠如というか、何かしら散ってしまう時期がある。先頭に立って、前向きな雰囲気を出していけるようにしたい」

 3月30日、まだ冬の名残を感じられる札幌で2018年シーズンの幕を開けた西武は、残桜が咲く本拠地に2カード目から戻って4月8日まで勝ち続けた。27年ぶりの開幕8連勝。所沢に本拠地移転して40年目を迎える今季、これ以上ない幕開けとなった。

「ウチはすごい打線なのでピッチャー陣も負けずに頑張ろうと話していました」

 4月6日のオリックス戦(メットライフ)で今季2勝目を飾ったエース・菊池雄星がそう語ると、翌日の同カードで3打点の二番・源田壮亮は「ピッチャーがちゃんと投げてくれているので、野手は早めに点を取って楽をさせてあげようとみんな思っている」と話した。辻発彦監督が「先に点を取るとピッチャーも気分的に楽になる。投打がかみ合っている」と語ったように、攻守ともに充実ぶりが光る。

 選手層の薄さが懸念された投手陣は・・・

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