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春を待つ新進気鋭の男たち

ヤクルト・廣岡大志インタビュー 21歳の本気度「まだまだ足りない。実力でレギュラーの座を奪いたい」

 

2018年シーズンに大きな飛躍が期待される男たちを紹介する連載インタビューの最後を飾るのは、高卒3年目の若手有望株、東京ヤクルトスワローズ廣岡大志だ。最も評価が高いのはスケールの大きい打撃。一軍最年少21歳の遊撃手は、すべてにおいてどん欲にレベルアップを図っている。
※成績・情報は4月8日時点 取材・構成=富田庸、写真=小山真司、川口洋邦(インタビュー)


ミスをしても常に前向きに


成功と失敗を繰り返しながら、驚くほどのスピードで成長している。若いからという甘えはなく、むしろ若さを武器にしようとするどん欲さ。真剣勝負の中で、“山田哲人2世”と呼ばれる若きスラッガーが、飛躍のときを迎えようとしている。

──5試合連続ノーヒットから一転、4月7日の巨人戦[神宮]では5打数5安打2打点の活躍でした。

廣岡 最近ちょっと調子が悪かったので、来た球を思い切り打とうと思って打席に入りました。自分でも信じられないです。

──初のお立ち台に上がりました。

廣岡 緊張し過ぎて……(苦笑)。話すのが下手なので、かまないようにと。でも、打ったことより(平凡な遊飛で三走・ゲレーロの生還を許した)タッチアップ。あれは良くなかったです……。

──プロ3年目のシーズンがスタートしましたが、どのような気持ちで日々の試合に臨んでいますか。

廣岡 去年のオフから、この3年目のシーズンは、これからの野球人生においてすごく大事になると考えていました。開幕一軍入りし、スタメンで出場するという目標を立て、秋季キャンプ、自主トレ、春季キャンプに臨んできました。1年目、2年目はファームで多くの試合に出させてもらい、その中で・・・

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