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2018ルーキー CLOSE-UP

ファームで牙を研ぐ 注目ルーキーたちの現在地

 

開幕して華々しくデビューを飾ったルーキーもいれば、まずはファームで明日のスターを夢見て、牙を研ぐ男たちがいる。編集部が注目する7人のルーキーたちの現在地に迫った。
成績・情報は4月15日現在


日本ハム・清宮幸太郎 18歳の試練


 高校通算111本塁打の輝かしい実績を引っさげてプロの門をたたいたが、その船出はかつてないほど苦難の旅立ちとなった。

 1月の新人合同自主トレ中には右手親指を負傷。その後も急性胃腸炎、限局性腹膜炎を発症と想定外のアクシデントは続いた。2月28日、3月1日の台湾・ラミゴとの交流試合では2試合連続で二塁打をマークして本拠地デビューを飾ったが、オープン戦では19打席無安打(4四死球)、8三振。3月11日のDeNA戦では4打席連続三振の屈辱も味わった。腹膜炎で3月12日から24日まで入院生活が続き、開幕一軍を逃した。

 3月30日の西武とのペナント開幕戦は病室のベッドで見届けた。テレビ越しに3万8693人が入った満員のスタンドが目に飛び込んできた。

「もちろん(一軍に)入り・・・

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