現地時間5月3日、マリナーズはイチロー外野手が会長付球団特別補佐に就任し、今季の試合出場はないものの、チームに帯同するという異例の発表を行った。 文=笹田幸嗣、写真=GettyImages 現役選手から会長付特別補佐へ。突然の配置転換をジェリー・ディポトGMはこう説明した。「これは引退ではない。イチローの現役選手としての扉はこれからも閉じるつもりはない」。イチローも同様に「これが最後ではないということをお伝えする日になった」。
肩書きはフロント・スタッフに変わり、今季は2度とプレーすることはない。だが、来季以降に向け現役選手への道を残す。今後も試合前は通常の練習を行い、遠征にも帯同。試合中はベンチには入れないがベンチ裏に控え、ナインのサポート役に徹する。これが新しい役回り。GMは決断の背景を説明した。
「われわれはいつも彼の・・・
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