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伊東勤のプロフェッショナル配球考

伊東勤コラム「調子が悪かったとはいえ1点勝負で筒香嘉智に内角勝負は間違った選択だったヤクルトバッテリー」

 

ひと振りで仕留めてチームを勝利に導いた筒香/写真=井田新輔


外角一辺倒の配球でもOK


 今回は4月21日に行われたヤクルトDeNA(神宮)から取り上げたいと思います。ヤクルトは序盤の最大3点差を守れずに延長戦に持ち込まれ、迎えた10回表でした。

 秋吉亮投手と中村悠平捕手のバッテリーは先頭打者の大和内野手から空振り三振を奪い、筒香嘉智外野手と対戦することになりました。初球、スライダーで見逃しストライクを取ります。中村捕手が外角に構えたミットよりは中に入ってきたスライダー。甘いなとは思ったのですが、筒香外野手は狙い球と違っていたのか、バットをピクリとも動かしませんでした。

 そして2球目、中村捕手は内角にミットを構えました。その瞬間・・・

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