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燕を加速させる男

ヤクルト・坂口智隆インタビュー 不屈のヒットメーカー 「個人的な数字よりも、チームに貢献するプレーがしたい」

 

ヤクルト在籍3年目ながら、チームの“顔”になりつつある坂口智隆。今季、開幕当初は六番、現在は三番の役割を担う打線のキーマン。キャリア16年目で野手では「最後の近鉄戦士」とも呼ばれる。オリックス自由契約からはい上がった不屈の男は、献身的なスタイルでチームを支え続ける。
取材・構成=富田庸、写真=大賀章好、川口洋邦(インタビュー)、BBM ※成績・記録は6月3日現在


つなぐ意識を徹底


 49試合を消化した時点で、実に45試合で出塁を記録している。一度も出塁できなかったのは4試合のみ。出塁率.429は堂々のリーグトップである。序盤戦は最下位と低迷していたが、交流戦に入り今季初の5連勝と好調に転じているヤクルト。坂口の出塁の多さが、チームに好影響を及ぼしていることは間違いない。

――序盤戦を終え、交流戦に突入しました。ここまでは打撃好調と言っていいと思いますが。

坂口 悪くはないと思います。ただ、絶好調という言葉は使いたくない。日々、試行錯誤の中でやっていると、どれが絶好調だか分からないんですよ(苦笑)。ヒットを打てたとしても、その日、その日で必ず課題は出てくるわけで。それをつぶしながら、次の試合に備えていくという作業を繰り返しているところです。

――数字を見れば、セ・リーグの打撃ランキング各部門の上位にいます。

坂口 でも、まだ50試合を消化したあたりですからね。もちろん打てるに越したことはないんですけど、この段階で、僕個人の数字を語る意味はないでしょう。

――今季は開幕戦でいきなり4安打。これで波に乗れた印象です。

坂口 開幕戦で打てたことは、幸先良いスタートを切れて少し・・・

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