先発でも中継ぎでも変わることのない輝き。今季は先発ローテーションの穴を埋めただけでなく、勝ち頭としてチームを引っ張る。1球1球、一人ひとり、1イニング1イニングを意識して。真っすぐに自分の投球だけを見つめている。 取材・構成=菅原梨恵 写真=桜井ひとし、湯浅芳昭 【こだわり】先発と中継ぎ
今季の石川柊太は、春季キャンプ、オープン戦と先発として調整しながら、開幕は中継ぎスタート。その後、千賀滉大の離脱により、4月12日の日本ハム戦(ヤフオクドーム)で今季初先発して2勝目を挙げ、以降先発ローテの一角を担う。先発であろうが中継ぎであろうが、腹をくくって言われたところで投げる。一人ひとり全力で。 今シーズンはここまで(6月25日現在)7勝3敗。悪いときもありますが悪いなりにできるようになっている気がします。底上げじゃないですけど、昨年よりダメなときの自分が最低限やるべきこと、すなわち試合を壊さないことのラインを維持できているかなと思います。
キャンプ中、オープン戦は全体的に良くなくて、結構もがいて。その中でシーズンに入ったときにようやく形ができ、スタートラインに立てた。そういった意味でも2018年シーズンの初登板となった4月1日の
オリックス戦(ヤフオクドーム)は良かったと思いますね。しっかりと腕を振って投げられました。
この日は中継ぎで勝利もついてきました。先発、中継ぎと気持ちが揺れ動くときもたしかにありましたが、そこは・・・
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