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データで解析 野球の謎!?

違う球種を同じスピードで同じような軌道に“同じ割合”で投げれば打者はさらに球種の判断がつかなくなる

 

野球界で当たり前のように使われている言葉やプレー。「結局、それってどういうこと?」と聞かれると、意外にうまく説明できない事象を、データや数字を使って解析していく。第12回のテーマは「野村祐輔の投球術」だ。

野村が打者を抑え込めるのには理由がある。同じ球速の違う球種を同じ割合で同じ軌道に投げ「動くボール」にしている


「動くボール」を同じ割合で組み立てる野村の投球術


 前回はMLBで広まりつつある「ピッチトンネル」という概念と、それを有効に利用しているダラス・カイケル投手(アストロズ)の投球について解説しました。ほとんど球速の変わらないフォーシーム、カットボール、ツーシームをピッチトンネルに通す、つまり途中まで同じような軌道で投げることで、打者にとっては同じボールに見え、そこから手元でキュッと変化するように感じさせる。まさに「動くボール」になるというわけです。

 もちろんNPB投手の中にも「ピッチトンネルを使った動くボール」を有効に使っている投手はいます。その1人が広島の野村祐輔投手です・・・

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