過去に都道府県出身者別ベスト9選定企画は何度かあったが、今回は、少しテーマを変え、都道府県別の高校出身者の現役選手を中心にベストナインを選んでみた。つまり過去、兵庫組としていた田中将大(ヤンキース)は北海道、大阪組のダルビッシュ有(カブス)は宮城となる。なお、すべては編集部選定、異論・反論もたくさんあると思うが、ひとまずご容赦を。 現役選手は薮田和樹投手(
広島)や
藤岡裕大内野手(
ロッテ)ら伸びシロ十分な若手の多い中で、球史を彩ったのは1947年生まれの面々。倉敷商高の
星野仙一投手(元
中日ほか)は中日のエースとしてチームに勝利をもたらし沢村賞(74年)などを受賞しただけでなく、中日、
阪神、
楽天と3球団を優勝に導いた名将だ。
星野が1月の早生まれのため学年は違うが、同校出身で78年の沢村賞投手の
松岡弘投手(元
ヤクルト)、カミソリ
シュートが武器の岡山東商高・
平松政次投手(元大洋)らを生んだ。平松と同じ当時の岡山東高出身で、60年の大洋Vの立役者であるサブマリンの
秋山登と、高校、明大、大洋でもバッテリーを組んだ
土井淳捕手の「黄金バッテリー」が光る。
打者では通算2228安打、486本塁打を記録したパワーヒッター・関西高の
大杉勝男内野手(元東映ほか)もいるが・・・
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