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鈴木大地の「大地の“元気”」

鈴木大地コラム「今振り返っても桐蔭学園でよかったと思います。でも、2年生の夏の最後の試合だけは、タイムスリップしてでもやり直したい思い出です」

 

甲子園には出場できませんでしたが、私生活を含めて高校時代があったから今の自分が出来上がったのだと思います/写真=本人提供


厳しかった寮生活


 今年も夏の甲子園が始まりましたね。しかも第100回の記念大会です。毎年、試合前にロッカーとかで見たりしていますが、年々ロッテの応援歌が増えている気がしますね。どういう形であれ、プロ野球も高校野球に影響を与える部分がある以上、僕らももっと頑張らないといけないなと思います。何より自分自身、決してエリートコースを歩んできたわけではないので、初心を忘れず、もっと自分らしく、もっと泥臭く。そういう気持ちにさせられます。

 僕は甲子園に出場することができませんでした。チームには大河(平沢大河)とかタム(田村龍弘)とか、甲子園で活躍したやつらが入ってきましたが、本当にすごいなと思います。あの場に立てるだけでもすごいのに、そこで活躍できるのは一つの才能だと思いますね。高校時代の話は聞かれたり話したりする機会があまりなかったので、今回は高校時代の思い出をお話ししたいと思います。

 桐蔭学園高での野球生活は厳しかったですね。今ではちょっと珍しい完全な・・・

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