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元プロが解説 甲子園HEROの技術

報徳学園高・小園海斗 ややバットが遠回り気味だが足の使い方に高いセンス/甲子園HEROの技術

 

ここでは夏の甲子園を沸かせた多くのヒーローの中からプロのスカウトがドラフト上位指名候補として注目する3年生4人をピックアップ。野球解説者の牛島和彦氏に金足農高の吉田輝星のピッチング、大島康徳氏に大阪桐蔭高の根尾昂藤原恭大、報徳学園高の小園海斗のバッティングを解説してもらった。
解説=大島康徳氏

こぞの・かいと[報徳学園高] 178cm79kg/右投左打


 小園君は決して大柄ではありませんが、パンチ力がありそうなスイングですね。大きく足を上げて下半身を絞り、お尻から投手に向かっています。踏み出す右足のヒザも開いていません。

 そしてステップした足が地面に着いたときは、まだかかとが浮いています。本人の感覚では、足が着いてスイングを始動していき、かかとを着くと同時にインパクトという流れではないでしょうか。

 このとき・・・

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