12球団屈指の破壊力を誇る打線を武器にパ・リーグの首位に立つ西武。このまま一気に独走かと思いきや、圧巻の選手層を誇るソフトバンクが猛追し、百戦錬磨の日本ハムも不気味にゲーム差を詰めている。まったく予断を許さないパ・リーグの覇権争い。「獅子を撃て!」を合言葉に逆転Vを狙う2チームの現状の戦力、シーズン最終盤のキーマンを挙げながら勝負の9、10月戦線の行方を占ってみたい。 【打のキーマン】西川遥輝 調子上向きのリードオフマン。獅子&鷹戦でも好打率
頼れるリードオフマンが塁に出れば日本ハムの得点力は間違いなく上がる。9月4日、5日の西武2連戦(旭川)ではともに一番打者として第1打席で出塁。チームも初回に先制点をマークした。俊足で、塁上から投手心理をかき回せるだけに、試合開始直後に自軍の攻撃に勢いを与えることができ、しかもここぞの場面ではスタンド越えのパンチ力もあり、相手にとっては脅威の一番打者であることは間違いない。
優勝を争うライバルにも強さを見せている。西武には・・・
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