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データで解析 野球の謎!?

大瀬良大地はカットボールの割合を増やすことでピッチングの幅を広げている

 

野球界で当たり前のように使われている言葉やプレー。「結局、それってどういうこと?」と聞かれると、意外にうまく説明できない事象を、データや数字を使って解析していく。第23回のテーマは「広島大瀬良大地のピッチング」だ。

フォーシームの威力が増しカットボールの比率を高めてほかの球種を生かしている。大瀬良は球種割合を変えることで飛躍を遂げた


球種割合の変化が今季の飛躍のカギ


 今回は昨季から大きな飛躍を遂げ、広島のエースとしてチームを支える大瀬良大地投手を取り上げます。昨季と今季のピッチング内容を比較しながら、進化の秘密の一端をひも解いていきたいと思います。

 まずベースにあるのは、フォーシームの球威が増したことでしょう。本人も「真っすぐが力強くなったから相乗効果でカットボールやスライダーも良くなった」と話しています。事実、昨季と比較してもフォーシームの平均球速は・・・

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