今季の全日程を終えた球団もあり、話題が来季に移るチームも出始めた。中でもCS進出を逃し、Bクラスに甘んじたチームは、巻き返しへ向けての戦力整備は不可欠だ。そんな補強の中心となる“FA戦線”の有資格者をまずはチェック。FA権行使の表明よりも一足早く、すでに獲得に興味を示している球団も!? 展開される“争奪戦”
にわかに動き始めるFA戦線。中でも動きがあるのがオリックス・西勇輝だ。自身初の開幕投手を務めた今季は2年ぶりの2ケタ勝利をマーク(10勝13敗)。貯金こそ作れなかったが、25度の先発登板で15度のQS、防御率は10月7日時点でリーグ5位の3.60とゲームメーク能力に長けるとあって“先発投手不足”に悩む球団は見逃さず、阪神、中日が興味を示し、今季、先発投手の故障が相次いだ
ソフトバンクも獲得調査に動いている模様だ。来年で29歳と若く、プロ10年間で5度の2ケタ勝利を含む74勝(65敗)、日本代表歴も持つ右腕に熱視線を注がれている。
西は昨オフの契約更改時に「人生は一度きり。野望じゃないですけど、それ(FAなど)が、モチベーションになれば」と国内FAに含みを持たせ、オリックスは・・・
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