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2018-19 ストーブリーグ

水面下で進む“戦力整備”動き始めるFA戦線

 

今季の全日程を終えた球団もあり、話題が来季に移るチームも出始めた。中でもCS進出を逃し、Bクラスに甘んじたチームは、巻き返しへ向けての戦力整備は不可欠だ。そんな補強の中心となる“FA戦線”の有資格者をまずはチェック。FA権行使の表明よりも一足早く、すでに獲得に興味を示している球団も!?

2年ぶりの2ケタ勝利を挙げたオリックス西勇輝も有資格者の1人。すでに阪神中日が獲得調査に動いている


展開される“争奪戦”


 にわかに動き始めるFA戦線。中でも動きがあるのがオリックス・西勇輝だ。自身初の開幕投手を務めた今季は2年ぶりの2ケタ勝利をマーク(10勝13敗)。貯金こそ作れなかったが、25度の先発登板で15度のQS、防御率は10月7日時点でリーグ5位の3.60とゲームメーク能力に長けるとあって“先発投手不足”に悩む球団は見逃さず、阪神、中日が興味を示し、今季、先発投手の故障が相次いだソフトバンクも獲得調査に動いている模様だ。来年で29歳と若く、プロ10年間で5度の2ケタ勝利を含む74勝(65敗)、日本代表歴も持つ右腕に熱視線を注がれている。

 西は昨オフの契約更改時に「人生は一度きり。野望じゃないですけど、それ(FAなど)が、モチベーションになれば」と国内FAに含みを持たせ、オリックスは・・・

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