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男たちの選択2018

中日・荒木雅博 黄金期支えたリードオフマン“守り勝つ野球”の代名詞/現役を退く男たち

 

打っては通算2000安打超え。走っては378盗塁。守っても6度のゴールデン・グラブ賞受賞と、非の打ちどころがない。2000年代黄金期を支えた名手がついにグラウンドを去る。

2007年に盗塁王[通算378盗塁]に輝くなど脚力が大きな武器


378盗塁が誇り。ラストランに期待


 まだ余力を残しての引退だったのではないだろうか。そう思うファンは少なくないはずだ。実際、9月25日のヤクルト戦(ナゴヤドーム)には一番・二塁で先発出場し、マルチ安打を記録。すでにチームのAクラス入りが消滅し、“引退”が決まっていたことも影響していたのかもしれないが、延長10回をフルで戦い抜いている。試合後には「足が痛い」と冗談ぽく話したが、まだまだ元気。41歳の動きではない。加えて中日若手内野陣の、あまりにも不甲斐ない現状が現役続行を待望する声にもつながっていた。しかし、“動ける説”を荒木雅博は否定する・・・

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